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クリニックコラム 春夏秋冬

ニコチン依存症について(平成23年5月23日)

ニコチン依存症について

開院して早4年間が経過しました。今回、新規ホームページの立ち上げを契機に、やっと2回目のコラム掲載となりました。怠慢な性癖でどうしようもなく、大変に失礼しました。前回コラムで予告しましたとおり、今回は「ニコチン依存症」についてお話させて頂きます。

喫煙者から、よく喫煙行為擁護の観点から「嗜好(しこう)だから・・・。」との言葉が聴かれます。嗜好は、言い換えれば「このみ・たしなみ、英語ではtaste」です。趣味・嗜好は個々の自由ですが、喫煙行為が本当に嗜好でしょうか?

全くの私見ですが、嗜好とは、あくまで自身が主体的な立場で自由に扱い楽しむものです。喫煙を本当に嗜好できる方は、喫煙者の一部の方だけではないでしょうか?(該当者は『ルパン三世』の次元大介(シガレット嗜好)か『銀魂』の月詠(キセル嗜好)しか思い浮かびません)。

自分自身の経験からすると、喫煙はやはりニコチンによる中毒性・依存性のために主体的立場で扱いにくい・付き合いにくいもののように思います。たった1日5本のシガレットを喫煙するために、毎日5箱のタバコを買っていた喫煙者時代の私自身の経験はやはり異常です。1本だけを吸っては残り全部のタバコを水浸し状態で捨てる、また1本吸うために再度タバコを買うといった行為に自己嫌悪~倦怠を感じる日々でした。外国ではこの出費は普通だと、よく自己弁護的な納得をしていました。

(今から17年前の事ですが、新婚旅行で初めての外国スペイン旅行をした際に、現地でよくタバコをせがまれました。タバコの値段が異常に高く、当時でも日本の約3倍・シガレット1箱1,000円程度だったと思います。私の感覚(特に味覚)には合わなかった現地のタバコ1箱を渡すと、非常に感謝された思い出があります。ただし、タバコを人にプレゼントする事にはいつも罪悪感が残ります。言うなれば確信犯的行為での自責の念でしょうか)。

よく禁煙指導で説明に使う言葉ですが、「軽いタバコ」や「まず減煙」は余計に禁煙を困難・つらいものにします。私の経験はその事を無考慮に体験してきており、今の禁煙指導の正当性に大いに確信が持てています。禁煙するならやはり2者択一です。暇な時に2~3週間禁煙~離脱症状と根性で付き合うか、または薬をうまく利用しながら比較的楽して止めるかのどちらかです(内服薬のチャンピックスは、舘ひろしさんのように「お医者さんとお付き合いして止める」のがお徳です)他には選択肢はありません。

私自身は前回のコラムに記載しましたように、明日から開業開始・保険診療での禁煙指導開始(ニコチン管理指導算定)といった逃げ場の無い状況で、開業開始日から禁煙を開始しました。約2週間慣れない仕事環境(電子カルテ等)も有りたいへんきつかったのですが、それを過ぎると無常の喜び・達成感が残りました。約15年間目の祈願成就でした。

あれから早4年ですが、今は喫煙しない事が私にとっての普通・日常です。喫煙を本当に「嗜好」されていなければ、失敗しても挫けずに再度禁煙に挑戦されてください。なお、現在の私の嗜好は散歩とインスタントコーヒーでのブレイクです。日々、地元の佐波川河川散策を楽しみ、ネスカフェ・エクセラを愛飲しています(蛇足)。

今回は嗜好の点から喫煙を考えましたが、タバコの煙は間違いなくニコチン依存とは別に発がん性・呼吸器障害等々有害です。健康な日常を謳歌し、天寿を全うしましょう。

禁煙について(平成19年9月5日)

禁煙について

開院して早くも3か月経過しました。診療内容(機器運用含め)・患者さんへの対応(夜間対応を含め)ともまだ充分機能していませんが、確実に準備・施行して行きたいと考えています。

今回のクリニック開設に関しては、脳卒中中心に生活習慣病の障害発生前の予防(1次予防)を第一の目標に考えています。このため、まず病気の原因の中で最大の単一の原因と言われる『タバコ 喫煙』に対して禁煙指導という介入を行う事にしました。このため当クリニックは保険診療での禁煙指導施行のため、敷地を含めて全面禁煙対応としています。来院時には御理解・御協力をお願いいたします。

実は私も開院前は喫煙者でしたが、前述の禁煙施設資格取得のため禁煙を開始し、現在3か月を経過しました。6月1日の開院時には離脱症状(退薬症状)の真っ最中で電子カルテの初期対応(初めての使用です。)と重なり心身とも大変でした。時間がありませんでしたので飲水中心に一気に開始しました。

自身の体験を通して感じたのは、『タバコ 喫煙』はやはり薬物依存症という病気であって、禁煙は必ずしも意志・人格の問題では無いという事実でした。禁煙の成功のためには多少の『コツ・ヒケツ』が必要だと思います。なお現在まで2名の禁煙指導を行いましたが、両名ともニコチンパッチ使用の効果もあり比較的順調に禁煙されたように思います。

まだ禁煙開始から日が浅く説得にかけるかもしれませんが、自身を含め一緒に禁煙成功を続けたいと思いますのでご希望の方は気軽に相談してください。まず電話連絡をお待ちしています。

次回のコラムでは、『たばこの依存』について掲載いたします。今後ともよろしくお願いします。

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